ミズーラからキャンプ場のあるヘレナ(モンタナの州都)に行く途中に、ゴーストタウンがあるというので寄ってみることにした。
特にリサーチもせず地図だけみて行ったら、案外山の中でびっくり。
私たちは、ルート200から入っていったんだけど、道路にはGarnet Range Road という目立たないサインがあるだけなので見過ごしちゃいそう。
そこから山道を走っていくと、Garnet Ghost Town のサインがあるので、そのまま道なりに11マイルほど進む。
たどり着いた駐車場には、Westyが停まっていた!
その家族もこちらに気づいて、Westyオーナー同士ごあいさつ。
この、仲間感がいいんだよね~。
ここ、ガーネット・ゴーストタウンは、かつて金鉱山で、1800年代の終わりには1000人ほどの住人がいたんだとか。
1900年に入って金が取れなくなった後も住み続ける人がいたんだけど、1912年、大火に見舞われて半分以上の町が焼け落ち、そのまま再築されずに今に至る。
モンタナで最も保存状態のいいゴーストタウンのひとつ。
て、そんなにゴーストタウンいっぱいあるんかい!
広い敷地内は子供が走り回るのに最適で、息子は1人ずんずん進む。
廃墟に昔の生活が垣間見える。
次はここー!
当時のホテルやストアは現在開放されていて、当時の様子を再現。
ここは、ホテルのキッチン。
お客さん、何にしますか?
ビジターセンターでは、レンジャーが砂金の採り方を見せている。この男の子、必死。
町のはじっこに、昔牢獄として使ったという廃墟も残っていた。
歴代の囚人はたったの1人!しかも近所の犬を殺した罪だって。どんだけ平和な町だったんだ。
ちなみに、冬はこのゴーストタウン内の家に宿泊することも可能なんだとか。
ふかーい雪の中、100年以上も前に存在したこの町に思いをはせながら過ごすのはいかがでしょうか。