タダより高いものはない!?フロリダキャンプサイト

エバーグレーズでたくさんの野生動物と触れ合った後は、ニューオリ―ンズまでキャンプ三昧。

 

春になるとマナティーがやってくるというマナティースプリング州立公園は、春休みのせいか大混雑。

でもラッキーなことに最後のキャンプサイトを一日だけ予約することができた。

 

ここは、一泊$20で各サイトに電気のコンセントと水道が完備されているとっても設備のきれいなキャンプサイトで、人気なのもうなずける。

キャンプの準備をしていたら鹿の親子が現れて他のキャンパーの食べ残しなどを漁りに来ていた。ピザ食ってたw

 

 

2月に生マナティーを見てからというもの、マナティー熱が冷めない私。

マナティースプリングっていうくらいなんだから絶対マナティーを見れると思っていたけど・・・、

 

まだ水温が低すぎてマナティーいなかった!!

がっかり~。

 

でも、マナティーのいない時期の泉は遊泳可なのでさっそく息子を連れて入ってみることに。

なにこのコバルトブルーの水!きれいすぎる!!

マナティーは、このきれいな水を好んでここにやってくるんだろうなー。ああマナティーになりたい。

 

 

結構深いのに底が見渡せるくらい水の透明度が高い。

 

岩場で足をつけていたら、潜ろうとしていた他の親子が水の中にへびを発見!みんな慌てて水から上がっていた。

泉の周りをぐるーっとまわると浅瀬で小さい子も遊べるようになっているし、カヤックなんかもレンタルできる。

 

 

とっても素敵なキャンプサイトだった~。

でもマナティーがいなかったので、次へ。

 

 

St. Joseph Peninsula State Parkは細長い半島の先端にある州立公園。

ここも、きれいで設備がしっかりしてて、ビーチ沿いなのもあってか予約でいっぱいだった。

 

予約の電話した時に、キャンセルがあって1-2サイトの空きがあるけど予約不可なので着いたときにサイトがあるとは保証できないと言われ、悩む。

一か八か、近くまで行ってみてまた確認の電話をしたら、まだ空いているから早く来いと。

 

対応してくれたパークスタッフはとても親切で、無事、空いてるサイトを確保することができた。(´▽`) ホッ

 

ビーチで遊ぼうと張り切って来たのに、雨模様・・・。ボーン。

 

それでも結構たくさんの人がビーチで楽しんでいた。

なんかティーンの子供が多いなと思ったら、教会で運営するサマーキャンプみたいなグループだったみたい。

ビーチで輪になって神について話し合っていた。

 

日本でいうと、寺で仏教について学びながら座禅とかか?

こうやって若い子たちが宗教を何の疑問もなく受け入れているのを見ると、面白いなーと思う。

日本で仏教を崇拝する10代なんてどれくらいいるんだろうか。

 

次のキャンプに向かう途中、シーフードマーケットがあったのでバンご飯のエビを購入。

 

この日のキャンプはPensacola BeachでNINJA CAMP!

 

VanLifer御用達のアプリ、ioverlanderで調べたら、この細長い島にあるビーチ沿いの駐車場は夜を明かしても大丈夫とのこと。

ちょっと大きい道路から中に入った駐車場にWestyを停める。

 

この辺は釣りに来る人がたくさん。

 

見渡す限り白い砂浜!

 

ここの浜の砂は足を踏み込むたびにキュッキュッと音が鳴って面白い。

サラサラの砂は肌にくっつかないので砂まみれになって遊んだ後でも簡単に払い落とすことができる。

 

そして、海を見ながらの豪華バンご飯!寿司サーモン!プリプリのエビ!しあわせ~♡

お腹が膨れたら、サンセットを眺める。

だんだん日が沈んで空がピンク色に染まり、そして燃えるような赤へ。

そのグラデーションをみながら、息子は「ブルー、ピンク、レッド、パープル」と色をひとつづつ口に出していく。

こんな素晴らしいサンセットを親子三人で眺めることができるなんて、なんて幸せなんだろう。

 

その夜、息子を寝かせた後、10時頃ベッドに入った私たち。

 

メインロードから離れているとはいえ駐車場なので、けっこう車が入ってきてうるさい。

眠れずにいたら、一台の車が私たちの隣に止まったような音がした。それに続いて、無線らしい音。

 

下を覗いてみたら、誰かが窓の中にフラシュライトを当てている。

やばい!これ絶対パークセキュリティーだ!

慌ててすでに寝ていたBlazを起こし、下に行って話をしてもらった。

 

セキュリティーの男の人は、とても慣れた様子でこのビーチはどこもキャンプ禁止だという事を教えてくれた。

 

そして通常、車の中で寝ている程度ならそのまま注意を受けて車を移動するだけで終わるんだけど、私たちは明らかにキャンプのセッティングをしているし、子供もすでに寝ているという事なので、宿泊を許可する代わりにチケットを切られてしまいました。。。

$105ナリ。チーン。

 

このビーチ周辺はリゾートだからホテルを取ろうと思ったらもっと高いからねー。

チケットがこんな安いなんて他の人に言っちゃだめだよ。

と言って、セキュリティーの人は去って行った。

 

いや、十分高いですって!

 

ビーチにはキャンプ不可の注意書きなかったんだけどなー。

でもよく見たら、アプリで調べた情報は2016年のものだったから、2年前は夜明かしOKだったのかも。

はー、とにかく、高くついたフリーキャンプサイトだったわー。

 

その朝、精神が緊張していたせいかいつもより早く起きてしまった私たち。

外を見たら満月がまだ空に見えた。

 

確かに、チケットを切られちゃったのは痛かったけど、一晩でこんなにも美しい景色を見ることができたんだからまあいいか。

 

チケットを切られて落ち込みつつ出発準備を済ませ、前日ビーチで出会った家族が教えてくれたフィッシュマーケットに行ってみることにした。

 

たくさんの種類の新鮮魚介類を格安で提供しているJOE PATTIというこのマーケットは活気があってものすごく楽しい。

 

はじめ、システムがよくわからずウロウロしていた私たち。

まず、この白い椅子に座っている人からこのチケットをもらいます。

そして、自分の番号が呼ばれたら、欲しい品物を注文。

南部名物のザリガニもこんもり売られている。

土曜の朝だったので、店は大混雑。

エビだけでも種類がたくさんありすぎてどれをオーダーしたらいいのやら。

私たちの担当してくれた人は、大きいの?中くらいの?小さいの?皮つき?皮無し?と助け舟を出してくれた。

品物を手に入れたら、店の奥にあるレジに持って行ってお会計。

店内ではスープやアイスクリームを買うこともできる。

子供には小さなアイスクリームをサービスしてくれるので息子も大喜びだった。

 

フロリダのキャンプは、海だったり森だったり湖だったりとバラエティー豊富だし、どこも設備が整っていてきれいなので子連れには嬉しい。

ただ、一泊20-35ドルと値段は高め。

 

冬の間、寒さを逃れてカナダからフロリダに逃げてくる人が多いって聞いたけど、それも納得。

だってほんと過ごしやすいもんねー。

 

 

でも私たちの南国キャンプはこの辺にして、次はジャズのメッカ、ニューオリ―ンズへGO!GO!GO!

 

 

 

 

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