化石の森の後、友達に会いに行くためにフェニックスに向かった私たちは、途中トント国立公園(Tonto National Forest)に寄ってキャンプをすることにした。
Theodore Roosevelt Lakeのほとりに無料でキャンプできる所があったんだけど週末のせいかとっても混んでいる。
どのみち、フェニックスに行くにはソルトリバーに沿って南に向かわなければならないのでその途中にあるキャンプサイトへ。
ちなみに、この国立公園ではTonto national monumentという昔の人が暮らしていた洞穴住居なんかが見学できるみたいなんだけど、すっかり忘れてて通り過ぎちゃったわ。←相変わらずのやる気のなさ。
湖とダムを通り抜けて車両一台分しかないような砂利道を走っていると、絵にかいたようなサボテンが見えてきた。
ああ、なんかすごく砂漠っぽい。
トント国立公園のキャンプ場をとるには、自動販売機でチケットを買う必要がある。
でも、すべてのキャンプ場に自動販売機があるわけではないのであるところまで行かなきゃいけないのが面倒。人員削減のためなんだろうか。
しかも、自動販売機が壊れていたりするし。
そんな時は、キャンプ場に駐在するキャンプホストに事情を説明するとたいてい適当に処理してくれるやっぱり適当なアメリカ。
私たちも、自動販売機で買ったキャンプサイトの金額が間違っていて2ドル足りなかったんだけど、あー、気にしなくていいよ。と言われた。
舗装されていない道をしばらく走っていたので、こんなところにキャンプ場なんかあるのかな?と不安になりかけた時、それらしいものが見えた。ちゃんとした広めのキャンプ場で飲み水もトイレもちゃんとあるから、へんぴな場所の割に案外利用されているのかもしれない。
キャンプサイトには色とりどりのきれいな鳥がいて、バードウォッチングするだけでも楽しい。
ロードランナーがトカゲをくわえて走っていたり。
のんびりした後は、また舗装されていない砂利道を南下。
この辺りはどこも絶景。
こんな道なのに、大きなRVが走ってきたりするから恐ろしい。
道路をのんびり横切ってたGila monster(ヒラモンスター)と呼ばれる毒トカゲ。
北アメリカでは毒を持ったトカゲは二種類認識されていなくて、このヒラモンスターは種数がかなり減っていてとても珍しいんだって。
こんなサボテンを見たかった!
なんだか小さな町を発見。
トルティーヤフラットというこの町の住民数はたったの6人!
日本の雑誌の切り抜きが町の小さなミュージアムに飾ってあった。なぜにここを特集したんだろう。
町の唯一のダイナー。
てかここの従業員だけで6人以上いると思う。隣町から働きに来てるのかな。
首吊り人形が目印です。
さらにフェニックスに向かって走っていたら、マウンテンゴート発見!
すぐ近くに止まった車なんかお構いなしに食事中。
て、食べてるのはサボテン!!
痛くないの・・・?
案外面白かったトント国立公園を後にして、最高気温40度近い灼熱のフェニックスへ。
友達と夕食の約束をしていた日は最高気温30度以上はありとても暑かったんだけど、友達は「今日はちょっと風が強くて寒いからレストランの中で食べよう」と言っていた。外、ギンギンに太陽照ってて暑いんですけど!!
慣れって怖い。そう思いつつ、暑さから逃げるべくセドナに向かった私たちだった。