次に私たちがやって来たのはコロラド州とユタ州の北部をまたにかけて広がるここ、ダイナソー国定公園。(Dinosaur National Monument)
ここでは、1億5000年万年前の恐竜の化石を間近で見たり触ったりできるということで、わくわく♪
ライフルからパークまで、景色はとてもいいものの何もない道をただひたすら走る。
パークにはビジターセンターが2つあり、化石があるのはユタ側のDinosaur Quarry。
コロラド側のビジターセンターにも一応寄ってみたんだけど、そこからビューポイントやトレイルまでは舗装されていない道を車で1時間ほど走る必要があるらしく行かないことにした。
レンジャーのお姉さんも私たちを見るなり、化石だったらQuarryの方ですよ。と言ってきた所から見て、結構間違ってこっちに来る人が多いんだろう。
というわけでそこから化石のあるユタ州の方へ。
ここには発掘された恐竜の化石が土に埋まったままの状態で保存されていて、それを見学することができる建物があり、ビジターセンターから出ているシャトルバスに乗っていくことができるらしい。
シャトルは頻繁に走っているので、ビジターセンターで化石ついて学びながら次のが来るのを待つことに。
息子にしたらこれが一番のアトラクション。
Quarryにはすぐ到着。
建物の中に入るとまず目に入るのが、巨大な灰色の壁。
よくよく見てみると、恐竜の骨らしきものがたくさん埋まっているじゃないですか。
巨大な恐竜の化石の前で、恐竜になって!という母からの無茶振りに答える息子。
一部の化石は触ってみることができるため皮脂なんかで黒ずんでいる。
通常、化石が完全な形で見つかるのはとても珍しい事なんだそう。
環境の変化等によって死に絶えた恐竜たちの屍が、鉄砲水で流され埋め立てられこのエリアにたどり着き長い年月をかけて化石になったと思われている。
ちなみに、恐竜の再現されている色ってほとんど想像のものなんだって。
化石からは皮膚の色なんかはわからないのでジャングルの保護色であろう緑色とか茶色になっているけど、もしかしたらものすごい派手な奴だっていたかもしれない。
だって、温かい所の鳥とかって原色のものが多いし。
当時の発掘の様子。
初めてこのエリアで化石が発掘されたのは1909年の事。
化石を発見した古生物学者だったアール・ダグラスは、その後チームを結成しここで何千もの化石を発掘している。
ちょうどジュニアレンジャーのクラスがあったので息子も参加。
2歳児にはちょっと早いかなと思いきや、熱心に最後まで話を聞いてジュニアレンジャーのバッチまでいただきました。偉い!
おみやげ物屋さんで。
ここで売っている恐竜はダイナソー国定公園で見つかったものです。
だって。嘘つけ!!
パーク内には壁画を見れるトレイルやビューポイントがたくさんあって一日では足りないくらい。
でも、化石を見るだけでも行く価値あり!
最近恐竜に興味を持ち始めていた息子は、化石のコンセプトはまだ理解できていないものの楽しんでくれたよう。
モンタナ州のボーズマンの恐竜博物館も面白かったけど、ここは実際に発掘されている場所が見れるようになっていてロマンがあってとってもよかった。
息子が大きくなったら化石発掘体験とかしにまた来たいなー。