寄り道をしながら私たちが次にたどり着いたのは、ワシントン州最後の目的地、ワラワラ(Walla Walla)。
ワラワラはスイートオニオンのほかに、ワイン生産においても名の知れた土地で、その生産量はカリフォルニアに次いで全米第2だという。
ワラワラのスウィートオニオンはほんとにおいしい。
ワインは好きだけど詳しくない私たち。
趣味が高じてワイナリーで働いている友達の家族と、
ビールとワインにうるさい友達の家族を誘ってワラワラで落ち合うことにした。
ちなみに、シアトル/ポートランドからワラワラは普通の車で4時間ほど。
私たちのWestyだったら5-6時間はかかる距離だ。
ヤキマもワインの生産をしていてブドウ畑があったけど、やっぱりホップ畑のほうが断然多かった。
ワラワラに近づくにつれ、ブドウ畑が増えていき、ワイナリーもちらほら。
夏の初めの真っ白な雲が散らばる青い空とブドウ畑の緑とのコントラストが素晴らしく美しい。
この週末は、ワインに詳しい友人に連れられてダウンタウンにあるワイナリーをいくつか見学することに。
各家族子連れで、昼寝やランチの時間もあるのでちょっと急ぎ足。
素敵なワイナリーに騒がしい子供を連れて行って大丈夫??と思ったけど、どこもキッズフレンドリーで心配なし。
もちろん、うるさくしないように、物を壊さないように、他のお客さんに迷惑をかけないように、気を配る必要はあるけど。
私たちが特に気に入ったのが、El Corazonというワイナリー。
テイスティングルームは、ワインというよりはビールが出てきそうな雰囲気。
ワイナリー特有のこじゃれた感じがなくて、かっこいい。
スタッフもとっても感じがよくて、ワインもどれも美味しくて、大満足。
しかし、ワインテイスティングも3軒目、4軒目となると味も何もわかんなくなっちゃうよね。
私は普段あまり飲まないので、酒豪の友達にはついていけず、犬と戯れていた。
(貧乏性のため、味わって吐き出すという事ができない)
格ワイナリーでテイスティングの値段は幅があるけど、だいたい$5-10くらい。
カップルでいく場合は2人で1テイスティングを頼めば、そのぶんたくさんワイナリーめぐりが出来てお得。
私は初めてワインテイスティングに行った時、1人につき1テイスティング頼むものだと思っていた。
そして、移動に車が欠かせないアメリカは日本に比べて飲酒運転に寛容。
1時間にビール一杯程度の酒量であれば運転が許されているので、運転手に気兼ねすることなくあちこちのワイナリーを車で巡ることができるのだ。
飲んで運転したくないという人でも、ダウンタウンにワイナリーがたくさんあるので心配無用。
週末はファーマーズマーケットで美味しいチーズや野菜をゲット。
こんなワゴンを貸し出してくれるのも嬉しい。
その日の午後は友達が働くDusted valleyのワイナリーを見学させてもらった。
子供を追っかけてたらワインについての説明なんて聞く暇ないけどね!!
宿の近所には馬や牛や鶏やヤギを飼っている家がたくさん。(農家というほどの規模じゃないから、飼育してるんだろうか?)
滞在中は毎朝キッズと馬に草をあげたりしてた。
指食べられちゃう!
最終日は、ワインはもういいねー、という事になり、ビールを飲みに行くことにした。
まずQuirk Brewing
Quirk だからいろんなQ。うちもBで集めようかな。
お次がBurwood Brewing 一番左がタップルーム。なんか他の店と統一されてて面白くない感じ。
ダウンタウンにあるColville Street Patisserie
アメリカでは珍しく、甘さのバランスがよくておいしいケーキだった。
【住みたい街チャート・ワラワラ】
★★☆☆☆
星2つでございます。
旅立ちの朝にはちょうどいい、青空に飛行機雲が一本。
さて、次はルイストン!