去年、Westyでキャンプをしたのは2回。
息子が5か月の時と8か月⇓の時。
5か月の時は、Blazのおばあちゃんに会いに車で3時間の街に行くことになり、日帰りはきついのでキャンプをすることにした。
しかし、只今絶賛夜泣き真っ最中の赤ちゃんを連れてキャンプなんて、今思えば正気だったとは思えない。
まあ、あの頃私はリアルに育児ストレスであまり正気ではなかったんだけど。
結果は、というと、
夜は案外すんなり寝ついてくれたものの、慣れない添い寝で母は全く眠れず。
息子もあんまりしっかり寝れなかったようで、ずーっと機嫌が悪かった。
8か月の時は、友達家族とキャンプをする事になり、ワシントン州の東側にあるキャンプサイトに行くことに。
しかし、夏の東ワシントンは砂漠状態で暑い!その上、陽を遮る木が少ない!
私は、息子が夜暑すぎて眠れないんじゃないか、と意見したんだけどBlazは、大丈夫だって~と楽観的。
結果は、というと、
夕方の西日にあてられた車の中は蒸し風呂並みに暑く、息子は2時間ほど泣き続けた。
抱っこしたり授乳したり、いろいろな方法を試みて、陽が沈んでちょっと涼しくなったころに疲れ果ててやっと寝た。
夜中も何度も起きてはぐずり、これまた母は全く眠れず。
2日間のキャンプの予定だったのをキャンセルしてシアトルに逃げ帰るはめに。
そんな、苦いキャンプの思い出から約1年。
フィンの風邪も治ったし、今年初のWestyキャンプをいざ決行!
それというのも、一週間後に行くイエローストーンは約1週間のキャンプをすることになるので、予行演習をしたかったのだ。
一つ目に行ったキャンプサイトは、小さくて、あまり他のキャンパーがいない静かな感じ。
普段だったら即決なんだけど、なんせここ、木がない!
去年の教訓を生かし、できれば車は木陰に停めて中をなるべく涼しく保ちたい。
というわけで、次へ。
途中、モンタナの州都、ヘレナに寄って食料を調達。
次に見つけたのは、Devil’s elbow という湖畔のキャンプサイト。
RVの大きなキャンパーが肩を並べていて、イマイチな感じ。
そして、ここも木が少ない。
レンジャーに聞くと、この辺は砂漠地帯で乾燥しているので高い木のあるキャンプサイトはあまりないんだって。
でも、いくつか別のサイトを教えてくれたので念のためチェックしてみることに。
Black Sandyと、White Sandyというキャンプサイトに行ったんだけど、どちらも気に入らず。
結局Devil’s elbow に戻ってきて、全く日陰のない場所にバンを停める。
2時間くらい走り回って無駄だった~!!
それでも、夕食を食べて落ち着いてみると、湖にうつる夕日は奇麗だし、ここもそんなに悪くないか。
と思っていたら、なにやら目の前をチラチラと横切る小さな影。。。
蚊だーーーーーー!!!!
しかも大群!
慌ててWestyのドア部分に虫よけネットを取り付ける。
ミズーラにいるときに虫よけネット買っておいて良かった・・・。
水辺のキャンプは蚊との戦いだという事を忘れてたぜ・・・。
遠くの空に気球が浮かんでいた。こんな夕焼けを空から見たらそれは奇麗だろうなー。
さて、恐怖の初夜はいかに!
いつも通りの時間に本を読んで、いつも通りの時間に寝かしつけた。
すると、
1分ほど泣いて寝た!寝たーーーーー!!!
車内は、奮闘むなしく結構暑かったんだけどそれでも疲れていたのか寝てくれた。
すごい成長!!!!
何の問題もなくどこでもいつでも良く寝る子の親にこの感動はわかるまい。
寝つくことが苦手だった息子がWestyの中でこんなにちゃんと寝れるようになる日が来るなんて思いもしなかった。
いやー感動して泣きそうになっちゃった。
夜、私たちが車の中に入るときも全く起きず、朝までぐっすり。
まあ、いつもより早い6時に起きちゃったんだけど、そんなの全く問題なし!
添い寝をしないので私も朝までぐっすり。
これで不安要素がひとつ消えた!
待ってろよ!イエローストーン!!!
朝は風がないせいか水面が穏やかで、湖に空が反射してきれい。
散歩をしていたら、なにやらピーピーうるさい鳥がいる。
もしやと思って茂みをのぞいたら、ベイビーちゃんがいた。脅かしてごめんね~
爽やかな朝なのに渋い顔の男ども。
奇麗な青い鳥がいたり、ウサギがいたり、のどか~。
なんかお揃いなふたり。
ここは、ボートを持ってきている人が大半で、
私たちはなんにもやることがないので、ぼんやりのんびりと過ごした2日間でしたとさ。