ラッセン、という名前を聞いて私が連想するのは、画家のクリスチャン・ラッセン。
リアリスティックに描かれた海洋生物(主にイルカ)を色とりどりのカラーでファンタジー調に仕上げた作品が有名だ。
彼の絵はよくジグソーパズルで目にすることが多いのではないだろうか。
今回私たちが行ったラッセン火山国立公園(Lassen Volcanic National park)は、画家のラッセンとは全く関係がない。
共通点といえば両方カリフォルニア生まれなところくらいだろう。(そこ?)
北アメリカ一周の旅も終盤にさしかかり、私たちのやる気はどんどん失われていたが、せっかく通り道にあるんだし!とわずかなやる気を奮い起こしてこの国立公園までやってきたのだった。
この国立公園のいいところは、南の入り口から入ったら北から通り抜けることができるところ。
パーク内をぐるりと一周して同じエントランスから出る手間が無いのが嬉しい(いや、どんだけやる気ないのって)
ラッセン山は世界最大の溶岩ドームで、この国立公園には、溶岩ドーム・楯状火山・噴石丘・成層火山と4種の火山すべてがある世界でも数少ない地域のひとつなんだとか。
パーク内にはトレイルがたくさんあり、滝に続くものやバンパスヘルという地熱のおそろしく高いエリアに行くことができる。
しかしどれも3-5マイルの道のりで、ちょっと遠い。
いつもだったらハイキングをするところなんだけど、やっぱりなんかやる気が出なくてドライブしながら観光のできる場所をまわることに。
運転していくとどんどん標高があがるのでこんな素晴らしい景色が楽しめる。
ヘレン湖で昼ごはん。
水がエメラルドグリーンがかった青で透明度が高く、とてもきれい。
もちろん入ってみる。
母も入ってみる。
夏の高くて真っ青な空と白い雲のコントラストが素晴らしく、さらに高山植物の色とりどりの花が咲き乱れていて本当にきれいな所だった。
こんなやる気ない状態で来てしまってすいません・・・。
今度はもっと元気のある時にいろんなトレイルをまわりたいな。
そして、パークを出て北に少し走ったところで見つけた場所でワイルドキャンプ。
狭いスペースだったけど周りに誰もいないし静かでよかった。
でも、こういう場所にはクマとかが出そうで夜とかちょっと怖い。
そして、次の目的地へ向かう間に泊まった町ではへびの抜け殻を見つけたり。
田舎だな~。のどかだな~。
あまりに暑くてつい冷たいものばかり買い求めてしまうダメ親。
さてさて、時間はたっぷりあるのになぜか急ぎ足のカリフォルニア。
次は火山の噴火でできた洞窟を見にラバベッドへ!!