大人の絵本!エドワード・ゴーリーの家

 

 

海を楽しんだ後、Blazが子供の時から好きな作家が暮らしていた家がミュージアムになってケープコッドにあるというので寄ってみることに。

 

エドワード・ゴーリー(Edward Gorey)は、アメリカ生まれの絵本作家。

ただ、その作風は皮肉的で残酷でシュールで、絵も芸術性が高く見たところあまり子供向けとは思えないことから「大人のための絵本」として世界各国で支持を受けている。

家の中には子供に触ってほしくないものがたくさん!あぁ、ダメダメ!触らないで!と追いかけまわすのに疲れた私と、それに飽きてきた息子にはスタンプコーナーが大ヒットだった。

ゴーリーはネコが大好きで、いつも猫と暮らしていたらしい。

エドワード・ゴーリーの作品の中から選ばれたシーンが家の中で再現されていて、それを見つける楽しみもある。

エドワード・ゴーリーが文字通り毎日のように通っていたダイナーで、20世紀最後の日に店主から「ミレニアムワッフル」を貰ったという。それを額に入れて飾っちゃうあたり、かなりの変わり者だったと思われる。

ツアーガイドを務めていた女性の話によると、ゴーリーは人づきあいが悪くあまりたくさんの友達はいなかったけど、一度仲良くなると生涯の友人としてとても大切にしたそう。

収集癖があったのか、面白いものを見つけるたびに家に持ち帰ってきたものだから、彼の家はこまごました物で溢れかえっていた。日本の文化からも多大な影響を受けていたらしく、展示品の中には日本のものもちらほら。

 

絵の才能は幼い時から宿っていたようで、下の絵はゴーリーが18か月の時に描かれたものだという。ほんとかよ!!

やはり、才能というのは持って生まれたものなんだろうか。

ということは、22か月で丸しか書けないうちの息子は画家にはなれないな。

 

原画やスケッチを見るだけで楽しめて、ゴーリーの逸話がきけるこのミュージアムは、ファンなら必見の場所だった。

 

 

 

 

 

SHERE
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