アメリカでもっとも夜空が暗い地区のひとつ。そんな場所にナチュラルブリッジズ国定公園(Natural Bridges National Monument)はある。
周りには大きな街もなく、人工的な明かりが少ないため星空がとってもきれいなんだとか。
一度町まで戻ったせい到着が午後になってしまい40度近い炎天下の中ハイキングをしたくなかった私たちはパーク内のキャンプ場に空きがあることを祈っていた。
が、キャンプサイトはすでにフル。
こんなへんぴな所だし、週末でも混まないと思っていたけど甘かったか。。。
仕方がないのでそのままブリッジを見に行くことに。
パークには自然にできた橋が3つ。
雨風の浸食等によってできたアーチズとは違い、ここは川の流れの浸食によって造られたもので、その大きさは世界でも最大級!
どれも橋の下まで歩いて行けるようになっており、コースは1マイル程度と短い。
なんだ、じゃあ余裕だねー。
と言いつつよく見ると、
あれ、あんな下まで降りるの・・・?
最初の橋、シパブ・ブリッジ(Sipabu Bridge)は、片道1キロほどなのに150メートルも下るらしい。という事は、当然その150メートルを登ってこなければならない。
おお、だまされた!!!←誰も騙してない。
ぶつぶつ文句をもらしながら歩き始めることに。
ビジターセンターのレンジャーに、「ここは子供連れじゃ無理よ」と言われたにもかかわらず強行する私たち。
このトレイル、なかなか景色が良くて楽しい。(下りるのはね。。。)
ちなみに、岩の橋の上を歩くのは厳禁!
ゼイゼイ言いながら登って戻り、次の橋、カチナ・ブリッジ(Kachina Bridge)へ。
もう夕方で時間もなかった(というか息子と私がこのハイキングを拒否した)ので、ここはビューポイントからのみ。
というか写真すら撮ってないっていう。
そして、最後はウォコモ・ブリッジ(Owachomo Bridge)
これは往復1キロ程度で短いしせっかくなので見に行くことに。
アーチズのランドスケープアーチを思わせる巨大なブリッジ。
この橋の下で休憩できるようになっていて、個人的にはここが一番好きだった。
トレイルにはこんな穴がいくつも開いている。
パーク内に泊まれなかったので、レンジャーに聞いて最寄りの無料キャンプエリアを利用することにした。
こんな景色のいいところが見つかったので、結果オーライ。
神々しいアーチ発見。
星空は、噂通りとてもきれい。無数の星が輝く中、流れ星がいくつも流れた。
私の願いはただ一つ。
シアトルに着くまでWestyが故障しませんように!!!
願いよ、星にとどけ―!!!