日陰のないキャンプサイトでじりじり肌を焼かれた後は、洞穴に入って涼むのが一番!
というわけで、次の目的地、ボーズマンに行く前に、ちょっと寄り道して洞窟探検。
ここ、Lewis & Clark Cavernsは、1800年代の終わりに地元のハンターによって発見された。
現在は州立公園として管理されていて、洞窟内を見るにはレンジャーが案内するツアーに参加する必要がある。
費用は大人$12ドル
参加者が集まり次第ツアーがスタートするというので、どんだけ待たされるかなーと思っていたら、
もうすでにたくさんの人が集まっていたのですぐだった。日曜だしね。
2マイル(約3キロ)の距離を、2時間くらいかけてて回るこのツアー。
ビジターセンターから洞窟の入り口まで結構な坂道を登っていくし、洞窟内は急な階段を下りたりかがんだりと
結構体力が必要。
Blazはツアー中ずーっと息子を抱っこして歩いたので、さぞ大変だったろう。(私は撮影班なので抱っこできない)
外は文字通り炎天下。
でも洞窟の中は気温が低いので、羽織るものを忘れずに。
洞窟の入り口で、レンジャーがここの歴史などを話してくれる。
いざ!洞窟探検へ!
右上の穴が、地元民によって初めに発見された穴。
洞窟内にはコウモリがたくさんいて、場所によってはフラッシュをたかないように指示される。
影絵
背が高い人は頭をぶつけないように気を付けて!
こんな狭い所を通ったりもする。
アメリカの太っちょさん達はこのツアー無理かも。
結構下ってきたなあ~
洞窟に湧水が。
昔、ペニーを投げ入れたら願いが叶うと信じられていて、(水にコインを投げ入れると願いが叶うって、どこから始まったんだろう?)銅製のペニーが水の色を変化させたんだとか。
この洞窟を探検していた昔の人々は、缶の中にろうそくという、心もとない明りしかなかったそう。
レンジャーの話によると、(うろ覚えの内容は大雑把ですいません)
昔、この洞窟の探検に携わっていた若者が、洞窟内の岩を取って売ろうと考え時間外に1人で洞窟に入っていった。しかし持っていたマッチを落としてしまい、明かりが全くない状態で丸2日、助けが来るのを待つ羽目に。
他のスタッフが2日後に彼を見つけた時には、彼はすでに気が狂っていて、病院に収容された後も生涯幻覚や幻聴に悩まされることになったんだって。
真っ暗闇で、右も左も上も下もわからない、自分が寝ているのか起きているのかもわからない状態だったら誰でも気が狂うよね。
レンジャーが少しの間すべての明かりを消してくれたんだけど、ほんとになんにも見えなくてすごく怖かった。
悪いことをしようとした罰が当たったのかな。
そうこうしているうちに、洞窟探検もクライマックスへ!
ここは、別の色でライトアップされている。
この洞窟を日の光の下で見たら、こんな色に見えるらしい。信じられない!
最後、こんな長ーいトンネルを通って地上へ。
2時間のツアーって長いなあ、と思ったけど、レンジャーの話も面白くて全然飽きなかった。
専門的な部分はちょっと理解できなかったけど。
自然はほんとに素晴らしい。
そして、それを長い間研究していろんな新しいことを発見して、世界に広めてる人たちに感謝!
ボーズマンに向かう道中、菜の花シーズンなのか、どこもかしこも黄色に染まっていた。春のモンタナはどこもいい景色。
嘘みたいな雲がもくもく見えてきたと思ったら、雨。
そして、ようやくボーズマンに到着。
ここのAirbnbはダウンタウンも近くて便利。思ったよりもきれいで広かった。
さて、イエローストーンまであと5日!
最終チェックとWestyの整備をしなくては!