バナゴンが故障で大出費!!異国の地マイアミから800マイル戻る

 

 

ヘリコプター遊泳の余韻に浸りながらも、せめて息子の寝る時間にマイアミに着けるようにと、フリーウェイを南にひた走る。

 

が、また交通事故。時間がないっていうのに回り道を余儀なくされることに。

 

なんだよフロリダ!みんな安全運転しろよ!!

 

と、憤りつつナビに従って運転を続けていると、突然ビビッ!という音がした。

 

始めは外の音だろうと思っていたんだけど、また、はっきりと、バンの中から音がする。

 

ビビ―・ビビビ――――――ッ!!!

 

なにこれなにこれ!!

バンのメーターパネルの一部が光ってる!

音も鳴りやまない!

 

パニックになりつつ、ストリップモールがあったので緊急停止。

トランスミッション液が無くなっちゃったかな、と、エンジン部分を開けてみたものの、そうでもないらしい。

うむむ。。。次から次へと問題ばかりだ。

 

 

もう7時近いっていうのに・・・。

何が問題なのかわからないので、とにかく液を補充して音を無視してそのまま走ることに。

 

そしたら、音が止んだ。

なんだったんだ・・・。ああ、もう心臓に悪い!

 

もちろん、この時の私たちはこの後の悲劇を知る由もない。

 

さて、何とかマイアミのAirbnbにたどり着き急いで息子を寝かしつけ、翌日朝いちばんでバンをオートショップに持って行った。

 

そうしたら・・・

 

どうやら、隣同士の冷却水とトランスミッション液のホースの中で二つの液が混ざってしまい、それが逆流してあふれ出ているんだという。

 

というかそもそもの仕組みをあまり理解していない私。

 

とにかく、簡単に要約すると、

 

この問題を直すためのホース等の交換で、2000ドル程度かかるらしい。

 

トランスミッションそのものをを交換してしまえば、このホースの問題も直るんだけど、それには5000ドルくらいかかると言う。

 

まじかーーーーーーー。。。。。

 

去年の夏にトランスミッションのボルトを直したばかりだというのに・・・。

あのときやっぱりトランスミッションの交換をしておけばよかった・・・。

 

今、とりあえずホースの修復をしても、またすぐにトランスミッションに問題が出ないとも限らない。

 

5000ドルはかなり痛い。でも、今やらないとたぶん近い将来また後悔することになるだろう。

 

オレゴンにあるショップでトランスミッションを修復しているところがあるというので、そこからフロリダまでパーツを送ってもらう。

 

そのため、すべて終わるまで3週間はかかるそう。

 

その間、どうしろっちゅーねん!!

 

マイアミ周辺はどこも宿泊費が高いし、車がないからキャンプもできない。

 

私たちは一休さん並みにトンチンカンチン考えた。

 

そして、出した結論は、

 

マイアミのショップでバンを直している間、レンタカーを借りて荷物を全部詰め、Blazママのいるノースカロライラにまた逆戻りするということ。

 

ああ、車が壊れて800マイル戻る。

 

て、人生ゲームかよ!

 

ああ、もう本当に嫌・・・。

今回ばかりは本気でくじけそうになったよ・・・。

 

しかーし、せっかくマイアミに来たのでちょこっとだけ観光へ。

 

マイアミ周辺は、ほとんどスペイン語圏。

 

お店に行くとみんなスペイン語を話していて、広告も英語とスペイン語。

 

特に、リトル・ハバナでは英語を話してたら変な顔されるほどスペイン語が主流。

 

道を歩いてたらおばあちゃんにスペイン語で話しかけられたんだけど、ちんぷんかんぷんだったわー。はー、勉強しなきゃ。

 

なぜかそこらに鶏のオブジェが。

なんか絵になるハバナのおじいちゃん。

ジェントルマンズ・クラブみたいな集まり。男だけでゲームとかしてる。

馬に乗ってる警官を見ると、平和だなーって思う。

リトル・ハバナを抜けて、マイアミダウンタウンへ。

案外都会でびっくり。

ダウンタウンにあるマーケットは最近空振りばっかり。

想像通り、おみやげ物と観光地プライスのがっかりマーケットだった。

 

結局、車の故障でマイアミビーチの方には行けなかった。

まあ、次戻って来た時に気が向いたら行ってみよう。

 

新しく生まれ変わったバンに乗って・・・。

 

はぁ。

 

 

 

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