レコードやCD等を、内容も知らずにパッケージが気に入ったという理由だけでその商品を買うことを「ジャケ買い」という。
でも21世紀の若者はストリーミングが主流だからこんな言葉もすたれてしまうのかな。
私たちの次の目的地、ファンタジーキャニオンは名前を見た瞬間に行こうと決定した場所で、まさに、旅のジャケ買い。
だって、ファンタジーキャニオンだよ?
地図を見てファンタジーキャニオンって書いてあったら行きたくなるよね??
まあ、一応ググって写真はチェックしたんだけど。
そして写真見たらさらに行きたくなったんだけど。
ファンタジーキャニオンはダイナソー国定公園から車で南に一時間ほど。
荒涼とした砂漠地帯を抜けて行くと石油を掘る機械がチラホラと目に付くようになる。
砂漠地帯でよくみる竜巻。
こんなステキな景色の中ガタガタ道をさらに進むと、小さな看板に「Fantasy Canyon」の文字が見えてきた。
そして、ファンタジーキャニオンに到着!
駐車場には簡単な地図が張り出されていて、一応トレイルとして石で道が作ってある。
規模はそう大きくなく、一周1マイルもないので迷うことはなさそう。
トレイルを歩いて行くとさっそく見えてくる奇妙な岩!こんな形の岩をみるのは初めて!!
同じ形の岩は一つとない。
いつまでも眺めていることができそうなほど、面白い自然の彫刻。
この岩は非常にもろいので一部崩れてしまっているところもあった。
私たちが見た岩も、去年とは全く形が違っているんだろうな。
奥に進んでいくとまさにファンタジーの世界。
丘の上からの景色がまたすばらしい。
ガッツだぜ!
最近使い方を覚えたパノラマで一枚。
ここにはトイレもあるし、BLMランドなのでキャンプをしても怒られないはず。
というわけで一泊していくことに。
その日の夕焼けがとってもきれいだった。
そして夜。
ファンタジーと言えば星でしょう!と思い撮影に出たら、雲がかかってるー。
周りの油田もライトがピカピカしてて光が調節しずらいし、うまく撮れず残念。
地図をみていると目に飛び込んでくる興味をそそられる名前の数々。
ファンタジーキャニオンのような面白い場所を見つけてすぐに行くことができるのも、ロードトリップの醍醐味なのだ。
そして、私たちが一泊した間ここを訪れた車はわずか4台。
秘境というわけではないけれど、最寄りの町から車で一時間という事もありここまで来る人は少ないよう。
地球上のものとは思えない現実離れした景色を楽しめるファンタジーキャニオンは、絶対に寄る価値アリ!
しかし、ユタ州はおもしろい所ばっかり!
ユタだけで一年は旅できそうな予感。