砂漠地帯のオアシス!ユタ州、カルフ・クリーク

 

ジブラスロットのハイキングでまた汗だくになってしまった私たちは、マイナスイオンを求めてユタ州にあるカルフ・クリーク・フォールズ(Calf Creek Falls)へ向かった。

 

レクリエーションエリアにあるキャンプサイトは早い者勝ち。

私たちが到着した時ちょうど空いていたサイトは、なんと川につながっているじゃないか!

 

 

その時点でたしか3日シャワーに入っていなかった私たちは、冷たい渓流の水にもめげず迷わず飛び込む。

 

あー、自然の恵み!! 気持ちいい~~~!!!

 

 

この日の午後は特に予定もないのでずーっと川で遊んでいた。

そして、そこにやって来たのはシアトルからのお友達。

 

旅行好きのこのカップル、キャピトルリーフに行った後ルート12を通ってブライスキャニオンに向かうというので、私たちのキャンプサイトに寄ってくれたのだ。

 

去年の今頃も、モンタナで偶然同じ時期にロードトリップしていることを知って待ち合せたんだけど、一年後にまた同じエリアをロードトリップしているなんてなんて運命的!

 

いやー、アメリカは広いと思っていたけど、案外狭いねえ。

 

そして、彼らはロードトリップをする度に必ずなにか面白いものを入手している。

 

前回会った時はシカの頭のはく製だったし、今回はバッファローの頭蓋骨。どれもみんな彼らのアパートの壁に飾られるらしい。

 

奥さんの方がとっても素敵な写真を撮るので私もFacebookでよくフォローしてたんだけど、こうやって旅先で再会できるなんて嬉しいなあー。

 

 

彼らはその日のうちにブライスキャニオンまで行く予定だったのであまりゆっくりする時間はなく、再会を喜んでお別れした。

 

そして、翌日。

滝を目指してこの旅で一番長い、往復6マイル(約10キロ)のハイキングへと出発!

 

 

まあ、ジブラスロットも全部で6マイルくらいだったし高低差もあんまりなさそうだから楽勝!とか思っていたら、甘かった・・・。

 

全体的に高低差はないけど、登ったり下ったりの多いトレイルで、しかも足元はほとんどビーチのような砂。

 

足が取られて歩きずらいし、午前中は日影が少ないので炎天下の中を進むことになる。

 

 

き、きつい・・・。

 

ちょっと頭痛もあったのでぐったりしながら歩いていたら、前からハイカーがやって来てこう言ってくれた。

 

 

あともうちょっとだよ!

滝はとってもきれいでここまで頑張った甲斐があるし、他に誰もいないからあなたたち滝を独り占めできるよ~!

しかも、ここから先はほとんど日影だよ!

 

 

ああーほんとありがたい、こういう励ましの言葉。

 

疲れ切った体を奮い立たせてもう少し歩いたら、その人たちが言った通り滝がすぐに見えてきた。

 

 

おおお~!!!!!

大迫力! ほんとにオアシスだーーー!!

 

 

Blazは他のハイカーが到着する前に滝つぼに飛び込む。いい気持ち~!

 

ほんと、頑張った甲斐があった。

 

水は緑がかった青で、こんなきれいな滝を見たのは久しぶり。

 

 

一日ここで遊びたいところだけど、今日は次の目的地へ向かわなきゃいけないので来た道を戻る。

 

 

ちょっと歩いていたら、なんだか雲が厚くなって薄暗くなってきた。

なんか雲行きが怪しいなぁ。と思っていたら、雨・・・。

 

ポツポツと降り出した雨はそのうちザンザン降りになり、雷の音まで聞こえてきた。

 

もー、なんなのこの天気!

 

トレイルの砂は水分を吸ってドロドロになり、さらに歩きずらい!

 

でも、雨はほてった肌に心地よくて炎天下の中で歩くよりはよかったかも。(なんてポジティブな私たち)

 

そしてもちろん、キャンプサイトにたどり着いた瞬間に雨は上がってまたサンサンと太陽が照り始めたっていう。

 

さあ、体にしっかり水分を補給した後は、キャピトルリーフへ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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