岩とか地層とかもういいよ~!とか言いつつも、アーチーズを後にして向かったのはキャニオンランズ国立公園(Canyonlands National Park)。
何億年もの年月をかけて嵐や雨風の浸食、地層の変動やコロラド川の流れに削られたキャニオンランズは比較的新しい渓谷で、その歴史はグランドキャニオンの約1/3以下なんだとか。
北側のエントランスから入るIsland in the skyと東南のエントランスから入るThe needlesに分かれていてそれぞれ見どころが全く異なるのが面白い。
まずは北のIsland in the skyへ。
ビューポイントやハイキングトレイルがいろいろある中から、とりあえず有名なMesa Archに行ってみることに。
ほんとにどうでもいいトリビアなんだけど、このアーチからの景色がウィンドウズ7のデスクトップ画面の画像にも採用されているらしい(Wikiより)

こんなに人がいるのに人が写りこまない写真が撮れたことが奇跡。

時間があったので、Upheaval Dome のハイキング。
1マイル程度歩くと、ぽっかりとクレーター状になった場所に出る。どうも、隕石が落ちた跡ではないかといわれているんだけどよくわかっていないらしい。

さっきのアーチを体で表現する息子。

そして、キャニオンの全貌を見ることができるGrand view pointへ。
ここからの景色を眺めていると、このエリアがIsland in the skyと名付けられたのにも納得。
フラットな大地を裂くような亀裂は、どこか別の惑星の地上のように見る。




翌日パークの南側、Needlesへ向かった。
しかし、メインロードからこのビジターセンターまでがまた長い。30マイルほど走ってやっと到着~。
途中、ニューズペーパーロックと呼ばれる壁画をチェック。
なぜかこの一部分だけ壁画で埋め尽くされているのが不思議。

キャニオンランズにはおもしろそうなハイキングがたくさんあるんだけど、8キロ~10キロとかの本気な長さのものばかり。息子でも歩けるようなものとなると、1マイル程度のものに限られてしまう。
ビジターセンターで聞いてみたら、ポットホールポイント(Pothole Point)は子供向けだよ。というのでそこに行ってみることに。
浸食によってできた岩のへこみに溜まった雨水にたくさんの生き物が生息していることから、へこみが乾いているときでもその穴を踏まないように、とレンジャーに注意されたんだけど。。。たくさんあって避けきれねぇ!!!

ハイキング的にはあまり面白みがないけど、息子は岩場を自由に歩けてとっても楽しそうだった。





そして、道路の突き当りがビューポイントになっていたのでそこでスナックタイム。
どこにいるでしょう?



これ、Wooden Shoe Archだって。ほんと木の靴に見える~。

お次は、これまた1マイル程度の簡単ハイク。Cave Springへ。
暑い日だったので、この半洞窟的な日影は嬉しい。


ハシゴを二回上る。

ケアン(Cairn)と呼ばれる石の道しるべをたどって歩く。

Westyはどこでしょう。



ここのハイキングは思ったよりも冒険的で楽しかった。
そして、Westyに無事帰還。
キャニオンランズにはMazeと呼ばれるエリアもあって、そこも見に行きたかったんだけど道が悪いのでアクセスは4WDのみ。
うちの馬力のないWestyではむりだった。残念。
しかし、ここもまた見ごたえのあるナショナルパークだったなぁ。
なんだかんだ言ってどのパークも面白いんだよなあ。
お次は、ナチュラルブリッジズへ!
私が選ぶアメリカ国立公園ベスト10!キャニオンランズもランクインしてます。
