ユタ州の隠れた魅力!虹の大地・キャピトルリーフ国立公園

サウスウエストに入ってからというもの、連日目にする岩の数々に実はちょっとうんざりしていた私たちにとって、ここ、ユタ州のキャピトルリーフ国立公園(Capitol reef National Park)は新鮮な驚きの連続だった。

ちょこっと翻訳の仕事をするためにRVパークに泊まった後、半日もあれば十分かとのんびり向かったキャピトルリーフ。

どうせまた、大きな岩がたくさんあるんでしょー。

と、思いつつパーク内に足を踏み入れた途端、感銘の声が自然と私たちの口から洩れる。

それは、岩なんだけど、見慣れたはずの岩なんだけど、なんだかとても美しいのだ。

ピンクと白と黄色と紫と、まるでパレットにランダムに絵の具をのせているような、でも不思議とバランスの取れた色彩の巨大な岩がパークの隅々まで広がっている。

先住民族がここを「虹の休む台地」と名付けたことにも納得の色。

そのカラフルな地層のためか、パーク内にはたくさんの人がイーゼルを設置して絵を描いていた。

その気持ち、わかる!

でも写真にしてもなかなかその色を表現するのが難しい。やはり生で見るのが一番だなあ。

キャピトルリーフは、その周辺のウォーターポケット褶曲と呼ばれる大地の溝が特徴で、あまりに地形が複雑なことからこのエリアには道路を通すことが全くできないんだとか。

めちゃくちゃ興味深いよキャピトルリーフ!

半日で十分なんて高をくくってごめん!

とはいえ、最近ハイキングが続いていたのであまりたくさん歩きたくもない。

なので、片道1マイル程度のCapitol Gorgeというキャニオントレイルを歩いてみることに。

トレイルヘッドに向かう舗装されていない道は、絶景!

両側にそびえ立つ岸壁の迫力に圧倒されつつ、ハイキングコースにたどり着いた。

しかし、息子がハイキングを拒否!

仕方ないのでBlazをそこに残して私だけキャニオンの中に入って行くことに。

はー、さすが魔の二歳児・・

ここのトレイルは、まあまあ。

ここまでくるドライブの方が面白かったかな。

その他にもアーチへ続くトレイルや別の狭いキャニオンに行けるトレイルなんかがあって訪れる人を飽きさせない。

もっといろんなところをハイキングしたかったー!

パークを出る途中にある先住民が残した壁画を少し眺めて名残惜しくも次の目的地へ向かうことに。

良い意味で期待を裏切られたキャピトルリーフ、絶対また来るぞ!!!

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