ミュージックシティとして知られるここ、ナッシュビルは音楽業界の中心部で、カントリーとウエスタンの本拠地。
私は音楽に疎いのでよく知らないんだけど、Music rowというエリアには数多くの有名ミュージシャンがレコーディングした、知る人ぞ知るRCAスタジオがあるのだ。
Blazのリクエストで来てみたけど、アメリカの音楽業界に興味がない人にはあまり面白くないかも。
そして、ダウンタウンに向かう。
馬車に犬w かわいい。街並みもかわいい。
ブロードウェイに向かっていると、何やらやたら白人の金髪女子のグループが目に付く。
なんだなんだ、今日はなんかの撮影でもあるのか?とよく見てみたら、1人の女性のタスキとティアラが目に入った
あ、この集団、みんなバチェロレッテ・パーティーだ!!
バチェロレッテ・パーティーとは、結婚式を間近に控えた花嫁さんが、仲のいい女友達を集めて独身最後の夜を楽しむことで、男性ストリッパーを呼んだり朝まで飲んだりして盛り上がるそう。
ちなみに、花婿にもバチェラ―・パーティーというのがあって、ストリップクラブに行ったりして男友達だけで楽しむ習慣がある。
後でAirbnbのホストに聞いたところ、最近バチェロレッテ・パーティーをしにナッシュビルまで来る人が増えているんだとか。
みんなお揃いのタンクトップ(花嫁さんだけ白だったりする)を着て、ホットパンツを穿いて、カウボーイブーツを履いて、バーの立ち並ぶ通りを練り歩いている白人女たち。(ほかの人種は全く見かけなかった)
この暑いのに、カウボーイブーツて!!地元の人は夏にカウボーイブーツなんか履かないから、観光客だとすぐわかるよってホストの人は笑ってた。
あ、一人だけサンダルだ。
ブロードウェイは、バーしかないんじゃないかってくらいバーばっかり。
通りすがると中から大音量の生演奏が聞こえてくる。
どのバーにもバンドが入っていて、カントリーだけじゃなく、ロックやジャズもちらほら。ニルバーナとかも聞こえて来てた。
ブーツを一足買ったら、二足無料!て、南部に多いんだけど、元取れてんの?
しかし、このブロードウェイ、ワイルドすぎ!!
だからバチェロレッテしに来る人が多いんだろうなー。
子持ちの30代にはちょっとテンションが高すぎたので、一通り歩いて退散。
ここ、Jack’s Bar-B-Queは、テネシーバーベキューが食べたければここ!という超人気レストラン。
でも週末の昼時だったのもあって待ち時間30分以上。待つのが嫌いな私たちは、ここはスルーで。
2ブロックくらい離れたとこにもいい匂いをさせているBBQ店があったので、そこでランチ。
ここの甘酸っぱいソースはとてもおいしかった。
南部のBBQは、地域によってソースの味付けが全然違うんだって。
腹ごしらえもしたところで、もう少しダウンタウンを歩く。
ナッシュビルはテネシーの州都。ステイトビルは修復中だった。
テネシー州博物館は、入館無料。暑い日にはもってこいの観光スポット。
博物館にあったさらし台の展示の横にあったパネルにはこう書いてあった。
マイケルジョンソンは、さらし台に一時間立たされ、焼き印を押され、裸の背中に39回むち打ちをされ、両の耳をさらし台にくぎ打ちしたうえで切り取られ、右の頬にはHを、左の頬にはTを3/4インチ×1/2インチの大きさで焼き印されるべし。
馬泥棒の罪状-1795年
こんな厳しい処罰を受けるぐらいなら馬なんか盗まなきゃよかった、とマイケルジョンソンは思っただろうね。
厳しすぎて恐ろしい!!
ダウンタウンには、石造りの重厚な建物が多い。
Printer’s Alley
昔は新聞等の印刷工場があったんだけど、そのうち、ナイトクラブやレストランがオープンして、繁華街になった。
まだ酒類をレストランで出すのが違法だったころ、パブはこっそりと、お客さんが持ち込む茶色の紙袋に酒を入れて隠して売っていたという。
なんだかいろんな歴史のあるナッシュビル。街歩きはなかなか面白いぞ!
そして極めつけはコレ。
レプリカのパルテノン神殿!!
なんでこれここに作ったん!?? (テネシー州制100周年記念万国博覧会 のために造られたんだって。)
そうか、アメリカ人が海外旅行に行かない訳が分かったよ。
自分の国にレプリカ作っちゃうからなんだね・・・。
アテネで本物見た時には一部修復工事中だったから、完成版の原寸大レプリカ見れて良かったかも???
そして、恒例のストーリータイムに参加しに図書館へ。
なにこのステキ図書館!
あ、ちなみに、日食サングラスを手に入れるために3時間並んだ次の日に図書館に来たら、入り口で図書館の職員さんがサングラスを無料で配布していたという事があった。
ほんっとに、この皆既日食についてはすべてが空回りだったなー。
キッズコーナーは二階。
なにここ、凄すぎる!!!
3Dプリンターのあったラピッドシティの図書館を上回る。
そして、ストーリータイムのクオリティーの高さ!!
パペットシアターがあって、職員さんがパペットを使ったりギターを弾いたりして歌アリ踊りアリの盛りだくさんな内容!日によっては一時間おきにこの‘’ショー‘’が行われている。
なのに、なのに、息子は15分もしたら飽きてどっかに行ってしまった。
全部見たかったのは親の私たちの方だよ。
裁判所横の広場にある展望台からのたいしたことない眺め。
しかし、最近息子は水を見ると入って行きたがるので、着替えが欠かせない。
はい、グラビアポーズ頂きました。
Monster wheels vs Go camping!
車がないので移動はバス。息子はしっかり最前列に並んでおります。
しかし、南部の人はほんっとーにフレンドリー!
すれ違う人はみんなハァーイ!って言って通り過ぎてくし、ほとんどの人が息子にも話しかけてくる。
日本やシアトルと違うなーと思うのは、公園とかで出会ったママさんが、結構突っ込んだ質問をしてくるところ。
シアトルだと、当たり障りのない話をしてなんとなくやり過ごす感じだけど、南部の人はもっと好奇心旺盛なのかな。
公園で30分くらい話したらもう前から知ってた友達みたい。
テネシーではいろいろハプニングが続いたけど、次はケンタッキー州で洞窟探検だ!