【バンライフ】VWヴァナゴンに出会ったあの夏の日

私たちの住むワシントン州シアトルは、太平洋と山脈に挟まれていて自然がとても多い。

アウトドア好きな人たちにはたまらない場所です。

周りにはレーニア山国立公園やオリンピック国立公園などの大きな国立公園があり、小さな州立公園もたくさん。

山には本気のトレッキングコースはもちろん、初心者向けの短いコースも充実しています。

私のように、急な坂道のハイキングはちょっと・・・。というヘタレでも、上の方まで車で行って散歩感覚で山の頂上まで行けるようなトレイルがいくつもあって嬉しい。(なまけものか!)

ここ何年かはボルダリングが大人気で、シアトル市内にはいくつものボルダリングジムがオープンしています。

マリンスポーツで言えば、サーファーを魅了するほどの波はないものの、海に面したその地形からボートを所有している人が多く、フィッシングも楽しめます。

それに、ワシントン州の西側の気候はカラッとしていて暑すぎず、キャンプをするのにぴったり!

北海道育ちのくせにインドア派な私は、アウトドア大好きな夫の影響でシアトルに引っ越してからは毎年夏にキャンプに行くようになりました。

私たちの人生を変えるヴァナゴンに初めて出会ったのは、そんな夏の3連休のこと。

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誰もが愛するフォルクスワーゲンのヴァナゴンに一目ぼれ

オリンピック半島でキャンプをしよう!

と、張り切って出かけたのはいいけど、3連休のせいかなかなかキャンプ場が見つかりません。

私たちの家からオリンピック半島に行くにはフェリーに乗る必要があり、オリンピック半島ににたどり着くまでには約3時間

2時間ほどキャンプ場を探すも、大きいキャンプ場は予約制のところが多く空いていないし、小さいところはみんな先着順ですでに先客が…。

金曜の昼に出ればどこかのキャンプ場が見つかるだろうと思ったら、甘かった…!

地図に載っているすべてのキャンプサイトを当たってみるも収穫なしで、家を出てから運転すること6時間が経過。

半ばやけくそで、ここならどうだ!とアメリカ最北西端のニアベイという海沿いのキャンプ場まで行ってみることにしました。

↓ここ

もう日が暮れてきたし、ここでキャンプサイトが見つからなければ道端で車内泊かな・・・。

と覚悟していたら、さすが北西端。

こんなとこまで来る物好きもそんなにいなかったようで、わりとガラガラ!ワーイ

沈みかけた夕日を見ながらテントを張り、やっとのことで一息ついて海辺に散歩へ。

あてもなくビーチを歩いてキャンプサイトに戻ってくる途中、3組のサーファー家族と犬たちが楽しそうにくつろいでいるのが目に留まりました。

その家族の後ろには3台のバン。

よく見てみると、バンの中にはキッチンのようなものが見えます。

!?

そして、車の屋根部分が斜めに持ち上がってテントみたいになっている。

!!!???

えっ、あの中で料理できるの!!!?え、あの中で寝れるの!!??

当然、この時私たちはヴァナゴンがどんな車なのか全く知りませんでした。

そのバンが気になりすぎて事あるごとにその家族の前を行ったり来たり。チラチラとバンを盗み見して、

完全に怪しいカップル。(笑)

今思えば、普通に話しかけてどんな車なのか見せてもらえばよかったんですよねー。

なぜだかわからないけど一目見てたちまちヴァナゴンの虜になった私たち。

この車を絶対に手に入れてやる!と心に誓いました。

そんなヴァナゴンとの出会いから、購入するまでまた少し時間がかかったのだけど。

それはまた別のお話。

SHERE
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