【カナダ】人間の足の指カクテルに舌鼓!夏のユーコン

ユーコン

 

カナディアンロッキーを大満喫した私たちは、アラスカに向けてさらに北へ向かいます。

 

カナダからアラスカに入るために避けては通れないところ、それは・・・

 

ユーコン

 

ユーコンと言えば、冬のオーロラ観測で有名なホワイトホース。

しかし今は8月。

夏のユーコンなんて見るもの何もないんじゃないの?

 

基本下調べしない私はほんとにそんなことを思っていました。すんません。

 

しかし、行ってみたらあらびっくり。ユーコンってこんないいところなの!?

 

ユーコンが素晴らしすぎたのでみなさんにもっとユーコンの魅力を知ってもらいたい!ということで、今日はユーコンの夏のいいところご紹介していこうと思います。

 

オーロラだけじゃない!夏のユーコンの魅力

 

ユーコンは、カナダの中で一番小さな、一番西にあるテリトリー(準州)です。

一時はゴールドラッシュで人口が爆発的に伸びたものの、現在は全体で人口40000人ほど。領土の広さを考えるとかなり少ないですよね。

 

人口減少対策に、ユーコンに移住すれば永住権をもらいやすくなる。なんて噂も聞きますが、冬の厳しさを考えるとちょっとねえ…。

 

さて、経済の大部分がオーロラ観光で持っているといっても過言ではないユーコンですが、夏に行っても楽しめること間違いなし!

 

それではユーコンのさまざまなアトラクションをご紹介します。

 

標識がいっぱい!ワトソンレイクのサインポスト・フォレスト

 

ユーコンの南にある町、ワトソンレイクには、とてもユニークな名所があります。

その名も、サインポスト・フォレスト(Sign Post Forest)

 

1942年、道路建設中ケガをしたアメリカ兵が、治療している間にホームシックにかかり、ここに自分の故郷のイリノイ州ダンビルの標識を立てたことで始まったんだとか。

 

その後、世界各国からここを訪れた人が自分の車のナンバープレートや(いいの?)様々な標識を立てて現在は8万以上のサインがあるそうです。これからも増え続けるんだろうなー。

 

私たちは標識になりそうなものが何もなかったので、息子の風車と、使ってない排水溝ゴミ受け(なんでやねん)を立ててきました!

 

 

森のくまさんにこんにちは!野生動物の宝庫ユーコン

 

ユーコンをドライブしていると、それはそれはたくさんの野生動物に出会います。

 

アフリカのサファリ並み、とは言いませんが、道路のわきでくまが野イチゴを食べていたり、キャンプしてるところにリンクス(おおやまねこ)がひょっこり顔を出したり、エルクはその辺をうろうろしてるし、場所によってはバイソンも目撃できるでしょう。

 

 

 

なかなか日本ではお目にかかれない動物ばかりなので、かなり貴重な体験になりますよ!

 

特に、春夏は動物が活発だし、子連れの熊やムースをよく見かけました。

 

ドーソンシティでで度胸試し!サワートゥカクテルをいただきます!

 

ユーコンの西、アラスカにほど近いところにドーソンシティ(Dawson City)はあります。

 

私たちがわざわざこんな北の果てまでやってきたのはなぜかというと、そこにサワートゥカクテルと呼ばれる、人間の足の指をショットに入れる飲み物を提供するバーがあるというから。

 

事の始まりは、私が義母に借りて読んでいた本。

タイトルは忘れましたが、さまざまな女性の旅行家が書いた旅のストーリーをまとめた本でした。

 

その中に、サワートゥカクテルについて書かれたストーリーがあったのです。

 

人の足の指が入ったお酒?

あれ?沖縄でよく見るマムシ入りの酒みたいな?

てゆうか、カナダでそんなもん提供するなんてアリなの?

 

この話を読んだのはバンライフを始める何年も前のことで、その時は冗談で、いつかユーコンに行くことがあったらサワートゥを飲みに行こう!と、Blazと話していました。

 

で、ユーコンに来る日が(案外早く)やってきたのです。

 

アラスカに行くにはホワイトホースを通っていく方が早いのですが、私たちはこのサワートゥの真偽を確かめるために回り道をしてドーソンシティへ。

 

噂のバーは、小さなダウンタウンの一角にありました。

大きな赤い建物で、胡散臭いバーテンダーがいる薄暗いバーを想像していたのでちょっと拍子抜け。

 

Blazがさっそく中に入ってサワートゥがあるか聞いてみると、

サワートゥの提供は夜9時から。バーには子供は入れません。

とのこと。

 

というわけで、夜息子がバンの中で寝た後、Blaz一人で突撃することに。私は写真を撮りたかったんだけど、残念ながらお留守番~。

 

9時過ぎにバーについてみると、そこにはサワートゥを求める観光客で長蛇の列が。

SNSやメディアに取り上げられて今やサワートゥはドーソンシティの名物となっているみたいです。

 

そしてやっとBlazの順番になりました。

「トゥ・キャンプテン」と呼ばれる人(何人かいるらしい)が、塩漬けのミイラ化した人間の足の指を運んできて、お好みのお酒の中に入れてくれます。

 

 

飲むときのルールは二つ。

「トゥの先が唇に触れること」

「トゥを絶対に飲み込まないこと」

 

指が唇に触れなければサワートゥカクテルクラブの一員として認められないし、指を飲み込むと2500ドルの罰金が科せらるので注意!

 

周りのギャラリーに囲まれる中、あっさりとショットを空けて、無事トゥとのキスが完了!

証明書を持って帰ってきたBlazによると、人が多くて流れ作業的だったそう。

でも、念願の(?)サワートゥが飲めてご満悦でした。

 

ユーコンを訪れる際は是非人間の指のミイラとキスを体験してみてください!

 

終わりの見えない道をひた走る・トップオブザワールドハイウェイ

 

はっきり言って、私にとってのユーコンのハイライトはここです。

ドーソンシティを出て、小さなフェリーに乗って川を渡った後のアメリカ国境までの長すぎる道のり。

 

こんな小さなフェリーに乗る

 

このドーソンシティからアラスカのJack Wadeの近くまで続く、全長79マイル(127キロ)のハイウェイは、トップオブザワールド(Top of the world)と呼ばれていています。

 

ずいぶん大げさな名前だなぁ。と思ったら、実際にこの道を走ってみて納得。

山の上にどこまでも伸びる道を運転していると、世界を下に見ているような気分になってきます。

 

景色が素晴らしいのはもちろんですが、感激したのはその国境。

 

なんと、こんな辺鄙なところに国境があるのです!その人口わずか3人!!

 

道の奥に小さく見える建物が国境。

 

国境越えはいつもちょっと緊張するもんですが、こんな何にもないところだと冗談をかます余裕すら生まれるから不思議です。

 

ユーコンからアラスカに行くならぜひこの国境を通ってくださいね!

 

ユーコン周辺のお勧めスポット

 

Liard River Hot Springs Provincial Park

 

ユーコンに入る前に、運転で疲れた体を癒すために寄ったのがここ、Liard River Hot Springs Provincial Park。

 

この温泉、カナダにある天然温泉のなかでも、ダントツに良かったです。

まず水か透き通っていてめちゃくちゃキレイ!

州立公園なので環境保護もしっかりしていて、日焼け止めや虫よけスプレーは厳禁。

この温泉や周辺に住む生き物の生態系に影響があるからなんだとか。

 

温泉は、源泉に近いほうが熱く、下流は温水プールくらいの温度になります。

熱いお湯が苦手な息子もプール感覚で楽しめました。

 

ちなみに、北米の温泉で日本の温泉みたいのを想像するとちょっとびっくりすると思うんですが、帽子やTシャツを着たまま入る人や、スノーケルを持ち込む人や、浮き輪でぷかぷかする人がいて、日本じゃありえね~!と突っ込みたくなります。

 

文化の違いなのか。温泉はプールみたいなもんなんでしょうね。

 

設備も整っていて、トイレはもちろん着替えをするところも完備!

 

入浴は、大人5ドル・子供3ドル・家族は10ドルで一日入り放題。

プレイグラウンドやハイキングトレイルもあるのでもう一日いっぱい楽しめちゃいます!

 

けっこう人気のようで、昼過ぎから結構混み始めたので午前中に行った方が〇

 

にわとりという名前の町

 

トップオブザワールドハイウェイを通って国境を抜けるとそこはアラスカ!

 

そこには、チキン(Chicken)という名前の町があります。

 

もうそれだけで寄る価値があると思うのですが(というか他に道がない)、この町はその名前にキチンと寄り添って、チキンをテーマにしたダウンタウンを作り出していました。

 

チキンの顔看板やチキンポットパイを売りにするカフェ、チキンの大きな像など。

 

ところで、この町の名前にはストーリーがあります。

「チキン」というからにはにわとりに関係した何かがあるんだろうな。と思いますよね?

ところがどっこい、そうではないんです。

 

金鉱が近くにあったこの町に初めに住み着いた開拓者が、厳しい冬を雷鳥を食べてしのいでいたことから、開拓者はこの町の名を「雷鳥」にしようと考えます。

 

しかし、雷鳥は英語で「Ptarmigan」 

綴りがややこしい!!

間違ってスペリングされるのを恐れた開拓者は、雷鳥とよく似たニワトリでいいんじゃない?と、町の名前をチキンに決定したんだとか。

 

適当すぎるやろ―――――!!!!!

 

このストーリーを聞いてさらにチキンが好きになった私たち。

町に一軒の土産物屋でマグネットを買って、愛すべきチキンの町を後にしました。

 

※ちなみに、のちに雷鳥はアラスカの州鳥になりましたとさ。

 

ユーコンは、いろんな意味ですごかった

 

オーロラは、私のバケットリストでもあり死ぬ前に一度見てみたいとは思っていますが、今回夏にユーコンを訪れて、北カナダのテリトリーはオーロラだけじゃない!と思い知りました。

 

夏から秋にかけて森を赤や黄色に彩る紅葉も素晴らしいそうです。

ちなみに、夏の終わりの8月末ごろからオーロラが出現し始めるそうなので、運が良ければ紅葉もオーロラも楽しめちゃうかも!?

 

次回は、紅葉とオーロラを楽しむバンライフツアー(旅行会社のパッケージ的な)を決行したいと思います!

 

ユーコンを走り抜けた私たちのバンは、こんな悲惨なことになりましたけどね。

 

お次はアラスカ!フェアバンクスへGO!GO!

 

 

 

 

 

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