本土に来てからというもの、1か月ぶっ続けで観光してたのでちょっと疲れていた私たち。
旅を休憩してイダルゴ州のパチューカという町で1週間猫のお世話をすることにしました。
で、しばらく風呂に入っていないことに気づく…。
に、臭うかしら…?
ペットシットのホストと会う前にこぎれいにしておきたかったので、渓谷にある天然温泉に寄っていくことに決定!
地元民が愛するイダルゴの秘境温泉・Manantiales de Taxidhó
この温泉にたどり着くには、山を越えて川の流れる渓谷まで下りていく必要があり、その道が結構狭い。
私たちが行ったのは平日の夕方だったのであまり車通りが無かったのですが、週末は家族連れでかなり込み合うみたいなので対向車に気を付けないと崖から落ちちゃいます。
こんなとこに受付があるのかね。と思ったら、ちゃんと人がいましたよ。
入場料は大人60ペソ。
受付からまたちょっと走るとやっとのことで川が見えてきました。
下流には、水深の浅いプールが一つ。
上流には源泉の流れ出る大きなプールがあります。
はじめ、この下流のプールしか見えず、なんか小さいんだなーと思っていたんだけど、実はこの小さいほうのプールは洗濯をしたり石鹸を使って体を洗ったりするところ。
だから下流にあるんですね。
メインはこの上流のプール!
水温は38度くらいかな?けっこうぬるめで、温泉というより温水プールみたい。
源泉の近くに行けばもっと温泉らしい温度になります。
そして水がきれーい!!
川の水が混ざっているので魚が泳いでいたりして、ワイルドな感じがたまりません。
テピックで行った温泉とは雲泥の差。
まあでも、ここでも地元のメキシコ人が源泉の滝を使ってシャンプーしてたり、プールの下流側で頭の毛剃ってたりする人がいましたけどね。
夜は平日でも地元の家族が音楽ガンガンかけてキャンプしてたりするので、車内泊するならちょっと離れたところに駐車するのをお勧めします。
色とりどりのペイントが楽しい町・パチューカ!
さて、スッキリときれいになったところでパチューカにやって来ました!
パチューカで検索するとトップに出てくるのがこのカラフルな丘!
ここに来るまで、パチューカもグアナファトのように町全体がカラフルなのかなーと思っていたけどこんな風にペイントされているのはこの一帯だけであとは普通の町です。
パチューカは結構大きいので全体的にペイントできるわけないか。
このエリアはもともと犯罪率が高くて、困った住民たちが町をカラフルにペイントして人の目を集めれば犯罪が減るんじゃないか。ということで始めたそうです。
実際周辺の犯罪は激減!住民の突飛なアイディアは実を結んだんですね!
しかし、ほんと派手。
丘の写真を撮るときは、サムズクラブという大型スーパーの方にある歩道橋に上ると全体が良く見えますよ。
そして、念願のペットシット!
1週間も家があるなんて幸せ~。
家の近くでは週一回マーケットが開催されていて、なんでも売ってるのでスーパーに行く必要がないのも嬉しい。
すごい色の量り売りお菓子。カラフルなのは町だけじゃないぞ。
仕事を片付けつつのんびりと家を満喫していた私たちでしたが、コロナ関連のニュースを見るたびに胃がキリキリ。
パチューカにいる間、メキシコのコロナウイルスの発症率がどんどん増えていきます。
アメリカでは死者が右肩上がりでその勢いはとどまる様子がありません。
そこで、ニュースを毎日チェックして、メキシコとアメリカの国境が閉ざされ、外出自粛令が出されたとき、私たちも旅を自粛することに決めました。
詳しくはコチラの記事に書いています。
1週間休憩する予定が、なんだか長いバケーションになってしまったなあ。
39歳の誕生日は寿司でお祝い
そして、パチューカにいる間になんと、39歳になってしまいました!キャー!40までもう一歩!
てか20代の時は30歳後半とかもうおばさーんって思ってたけど、(いや、たぶんそうなんだけど)こんな楽しい生活してても生きていけるんだからまあ年を取るのも悪くないかな。
Blazは誕生日ディナーにホテルのレストランに連れて行ってくれようとしてたんだけど、ホテルっていうのもなんかつまらんよね。ということで寿司を食べに行くことに。
生魚を食べる習慣のないメキシコでは、生寿司を食べることができるところは少ないようでがっかり。
ここも、巻きずしオンリーで、しかも全てのロールにクリームチーズが入ってきた。
クリームチーズは絶対に寿司に合わないと思うんだけど、それ私だけ?
ちなみに、スーパーに寿司キットが売ってます。メキシコ人は寿司が好きなよう。
しかし…何この色。
パチューカは寿司もカラフルなのかーい
とりあえず、毎日ひどくなる一方のコロナ蔓延。
パチューカに来た時にはこんなに状況がガラリと変わるとは思ってもいませんでした。
観光名所や国立公園もすべて閉まっているし、今はヒダルゴから移動できない状況ですが、家族みんな元気で生活できていることにただただ感謝です。
さて、これからどうしようか。