今話題のバンライフ(#VANLIFE)ってなんぞや?

雑誌やSNSでも目にすることが増えてきた「バンライフ」という生活スタイル。
旅やアウトドアが好きな方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
でも、バンライフってなんなの?と疑問に思う方も多いはず。
ざっくりいうと
バンライフとは、最低限生活ができるように改造した車両に乗って移動しながら暮らすこと。
欧米ではスクールバスや大型トラックをカスタムする人もいて、こだわりのインテリアもかっこいい!
インスタで写真を見るだけでもワクワクしますね!
バンライフと車中泊・何が違うの?
特に決まっているわけではないですが、私のイメージでいうとこんな感じ。
バンライフ=バンを拠点に生活している(長期でバンに住んでいて、帰る家がない)
車中泊=週末旅行など移動の途中で車の中で寝ることができる(短期・帰る家がある)
わざわざカテゴリー分けする必要もないと思いますけど。
バンライフの火付け役はフォスター・ハンティントン
大人気ハッシュタグ #VANLIFE の生みの親は、ニューヨークでデザイン関係の仕事をしていたフォスター・ハンティントン(Foster Huntington)というひと。

多忙な毎日に嫌気がさして会社を辞めることにした彼は自分に問いかけました。
自分の人生にとって本当に必要なものはなにか?
人生の意味、自分の存在意義を考えることって、誰にでも一度はありますよね?
そこで、The Burning House (燃える家)を起ち上げ「もし自分の家が燃えたら何をもって逃げる?」という質問をWeb上で投げかけます。
それが今でいうバズって、本の出版が決定!
自身もミニマリストだというフォスターは、その問いの答えを探すかのように必要最小限なものだけをバンに詰めて旅に出ることに。
その相棒に彼が選んだのは、フォルクスワーゲンのヴァナゴンでした。
こちらのバンライフ本、日本でもめちゃくちゃ売れてます。
しかし、ヴァナゴンは故障が多すぎてすぐトラキャンに乗り換えたそうです(笑)
ちなみに、うちの初代ヴァナゴンも故障が多すぎて一年半後にシボレーに乗り換えました(笑)
でもやっぱりヴァナゴンはかっこいい!!
ハンティントンが自身のブログやSNSで#VANLIFEとタグ付けしたステキな旅の写真を投稿をはじめると
自由な生き方を選べる方法として注目を集めバンライフはたちまち誰もが憧れるライフスタイルに!
今注目のバンライフの魅力とは? メリット・デメリットも

バンライフの魅力は、仕事や住むところに縛られず自由に移動しながら生活できるところです!
バンライフのメリット
- どこに行っても自分の空間がある
- 旅をしてても自炊ができる
- ホテル代がかからない
- 移動が楽なのでフットワークが軽くなる
- テント設営など面倒が減る
- 重い荷物を持ち運ばなくていい
- どんな場所でも自力で行くことができる
- 自然とミニマリストになれる
- 地理に強くなれる
- 普段からまないような人に出会うことができる
バンライフのデメリット
- 免許とそれなりの運転スキルが必要
- 物が増やせない
- 住所不定になる
- ガソリンが高い国だとガソリン代がかさむし排気ガスが環境に悪い
- 泊まる場所によっては安全面が不安
- 自分たちだけで過ごしがちで出会いが少ない
- 車が壊れたら住む場所を失う
デメリットもけっこうある(汗)
私たちが旅をしてて不便だな~と思ったのはズバリ
【7.車が壊れたら住む場所を失う】
ヴァナゴンに乗っていた1年半の間、修理に出すたびに Airbnb に泊まっていました。
たぶんアメリカの旅で一番人の親切が身に染みたのが、ユタ州の小さな町ブランディングでバンが故障したとき。

車中泊・バンライフはどんな人におすすめ?子連れでも大丈夫?
バンライフは、老若男女だれでも楽しめます!
SNSではキラキラしたリア充な若者向けなイメージですが
私がバンライフをおすすめするのは子連れの家族です!
私が子連れバンライフを絶対お勧めする理由
我が家は息子が1歳になってすぐバンに住むライフスタイルになり、そこから5年ほど旅をしていました。
よちよち歩きしてた息子ももう6歳!小学一年生です!(ホロリ)
バックパッカーで世界一周したこともある私たちが、子連れならぜったいバンライフをお勧めするのは以下のメリットがあるから!
- とにかく移動が楽
- 物が多くなりがちな子連れ旅だけど荷物を持ち歩かなくていい
- 昼寝もおむつ替えもご飯もバンの中で完結。どこに行っても子供にとって安心の空間がある
- 外で遊ぶ機会が増えて健康的
- 子供にとって学びの機会が多い
- いろんな土地の食べ物を試せて偏食にならない
反対にこんなデメリットも
- 決まった学校に行けない
- 友達ができにくい
- ホームスクールになると親の負担が増える
デメリットももちろんありますが、
バンライフなら子連れの旅が300%楽になります。
今は地元北海道でのんびり休憩中ですが、5歳まで毎日冒険してた息子は今でもバンに戻りたい言います(笑)
車中泊・バンライフが向いていないのはどんな人?
逆に、バンライフが向いていないのはどんな人でしょうか?
- 公衆トイレが使えない潔癖な人
- そもそもアウトドアや観光に興味がない人
- 車の運転が嫌いな人
- 狭い空間が嫌いな人
- 安定した生活を送りたい人
私たちの生活を人に話すとわりとよく、いいな~そんな生活!と言われますが、でも私には無理だわー。とバッサリやられることが多いです…。
安定した生活を手放すのは勇気がいりますよね!
バンライフの魅力を広めたい!

巷で話題のバンライフについてまとめてきましたが、まだまだ消化不良です。
これはもう実際に試していただくしかないと思います。
まずは自分の持っている車を車中泊仕様にして週末バンライフを楽しむのはどうでしょう?
きっとその魅力にはまって抜け出せなくなること間違いなし!
