みなさんこんにちは、旅を愛する放浪家族です。
このたび4年間バンライフの旅をしていた北アメリカを離れ、日本に帰国してきました!
毎日どこにも行かず、家ライフを満喫しております。
移動しない生活に慣れてきて時間が有り余っているので作ってみた4年間の旅の地図はコチラです。

いろいろ寄り道している分を合わせると走行距離では日本を5回以上一周している長さになります。
いや~北アメリカは広いですねえ
いろんな所に行ったわけですが、なかでも一番楽しかったのは大自然を堪能できる国立公園めぐりでした!
実は私、バンライフを始める前にアメリカに住んでた7年間で行った国立公園はたったの3か所。
アメリカ合衆国には国立公園(National Parks)が62サイト、また国定公園(National Monuments) が128サイトもあり、ほかの記念サイトや歴史サイト等を合わせるとその数全部で400か所以上もあるんです!
その中で私たちがアメリカを旅した2年弱の間に行くことのできた国立公園は33か所‼ 半分くらいしか行けてない…。
時期が合わなくて行けなかったところもたくさんあって、またアメリカでバンライフするとしたら国立公園を全制覇したいですね!
アメリカの国立公園ランキング・ベスト10!
私たちが行った中からぜひぜひ訪れてほしいお勧め国立公園をご紹介します。
あんまりメジャーじゃなくて、かつ、アメリカ横断に取り入れることが可能なパークを集めてみました!
第10位 バッドランズ国立公園(サウスダコタ州)

何もない荒れ地にたたずむバイソンの群れ、満天の星空の下で聞くコヨーテの遠吠え・・・。
サウスダコタ州にあるバッドランズ国立公園は、切り立った崖あり尖塔あり谷ありの、景観がとにかく素晴らしいパークです。
普段目にしないような奇妙な岩が何マイルにも渡って続いていて、車でどこまで走っても終わりが見えない。
まさにアメリカの広大さを感じさせてくれる国立公園でした。

第9位 キャピトルリーフ国立公園(ユタ州)

虹の大地と呼ばれるほどカラフルな岩が特徴のユタ州にあるキャピトルリーフ国立公園。
アクセスしずらい場所にあるためか年間のビジターは少なめ。
しかし侮ることなかれ!むき出しの岩々の存在感に圧倒されること間違いなし!
ここは、じっくりとハイキングやキャンプを楽しみたいパークです。
行く時期にもよるかもしれませんが、人も少ないし個人的にはかなりお勧め!

第8位 マンモスケーブ国立公園(ケンタッキー州)

ケンタッキー州にある世界最長のケーブシステムを誇るマンモスケーブ国立公園は、自分の冒険気分に合わせていろいろなツアーを選ぶことができます。
地下にこんな世界が広がっているなんて…。薄暗い洞窟内を歩き回っていたらインディー・ジョーンズの主人公になったような気分になること間違いなし!!
パーク内のキャンプ場も広々としていてとっても良さげ。キャンプと洞窟探検を堪能しちゃいましょう!
私たちはヴァナゴンちゃんが故障してたので泊まれなかったんだよね~。残念。
大人気の国立公園なので、夏の繁忙期はめちゃくちゃ混んでます。行く前に予約を忘れずに!!

第7位 メサベルデ国立公園(コロラド州)

国立公園で唯一、自然ではなく人によって作られたコロラド州のメサベルデ国立公園。
保存状態がとてもいい遺跡群を歩いているだけで700年前にタイムスリップした気分になれます。
謎が多いアメリカ先住民の歴史に触れることができてとってもおもしろい!
広い敷地内の遺跡巡りができるツアーはレンジャーがいろいろな質問に答えてくれるのでかなり勉強になります。子供の学校のレポートなどにもおすすめの国立公園です!

第6位 デナリ国立公園(アラスカ州)

圧巻の大自然、アラスカ州にあるデナリ国立公園(旧/マッキンリ―)
日常では見られない野生動物に遭遇する確率100%のこの広大なパークでは、何百年も変わらない大自然を満喫することができます。
アラスカは本土からかなり遠いので行きづらい感じがしますが、カナダのロッキー山脈と合わせて観光しちゃうというのも手。
アメリカ横断のゴールをアラスカにするのもいいかもしれませんね!

第5位 エバーグレーズ国立公園(フロリダ州)

湿原に集まる無数の鳥を観察できたり、ワニが野良猫みたいな感覚でその辺に出没するフロリダ州・エバーグレーズ国立公園は群を抜いて素晴らしいパークでした。
北国育ちの私にとって南国フロリダの自然はどれも珍しく、ほんとに楽しかった!
野良ワニが本当にその辺にいたりするんだよ(笑)
アメリカ最南端のキーウエストに行くならエバーグレーズにも絶対寄るべき!

第4位 キャニオンランズ国立公園(ユタ州)

とにかく広い、ユタ州のキャニオンランズ国立公園。
乾燥した大地に切り込む谷や面白い形の岩場など、どこか別の惑星に来てしまったような錯覚にとらわれる景色が広がります。
ハイキングコースは上級者向けのものが多く子連れにはそんなに優しくないけど、アドベンチャー好きな人にはたまりません!
キャニオンランズは他の有名パークに比べるとあまり知られていない穴場です!
普通車では行ける場所が限られるのでパークを隅々まで楽しむには4WDがマスト!

第3位 化石の森国立公園(アリゾナ州)

約2億年前の森が化石になって甦ったアリゾナ州・化石の森国立公園(ペトリファイドフォレスト)の見どころは、とにかくその地球上のものとは思えない地形や色にあります。
こんな大地が地球上に存在しているなんてとても信じられないような絶景で、どこか別の星に降り立ったような気分が味わえます。
化石になった古代の木々の色がとにかく美しくて、パーク内どこに行っても感激すること間違いなし!

第2位 ホワイトサンズ国立公園(ニューメキシコ州)

私たちが行った時にはまだ国定モニュメントだったニューメキシコ州のホワイトサンズは、いつの間にか国立公園に格上げされておりました。
というわけで第2位にランクイン!
ここは、何のことはないただの白い砂の砂丘なんだけど、もう規模が広大!信じられない範囲に広がる白い世界にただただ感動!
しかも、自由に砂丘を散策することができるのがうれしいのです。
ここで見た美しすぎる夕焼けが今も瞼の裏に蘇ります。
自然の神秘を感じさせてくれるホワイトサンズ国立公園は、絶対にまた行ってみたいパークになりました。

第1位 イエローストーン国立公園(ワイオミング州)

堂々の第一位はここ、ワイオミング州のイエローストーン国立公園!
温泉が出たり野生動物がでたり夏に雪が降ったりと、訪れる人を全く飽きさせないとても魅力的な国立公園です!
イエローストーンはアメリカの国立公園を代表するのにふさわしいのではないかなと思います。
1日では全然足りません。少なくとも3日間くらいは欲しいところ。
私も子供が大きくなったら絶対にもう一度行く!(そして2週間くらいキャンプしたい)
ちなみに、イエローストーンの下にあるグランドティトン国立公園も素晴らしく絶景なのですが、1日でスルーしてしまったのでランキング外とします。


忘れちゃならない超有名国立公園(グランドサークル)

え、ちょ、待って、グランドキャニオンは?
という声が聞こえてきそうですね。
今回のランキングでは、グランドサークルと呼ばれる超有名国立公園を除外させていただきました。
イエローストーンも超有名だけど大好きすぎて一位にランクイン
なぜかというと、みんなもうその素晴らしさを知ってるから!
それに、確かにグランドサークルの国立公園はどこも素晴らしかったけど、人多すぎ!!!
人込みが嫌いなのでなんとなく人が少なめのパークがランキング入りしました。
グランドキャニオンにももちろん行きましたよ~。

ブライスキャニオンも素晴らしかった。

週末で混みこみだったザイオンはまたリベンジしたいパーク

これから行きたい国立公園リスト
時期やスケジュールの関係でまだ行けてない、でも絶対に行ってみたい国立公園はまだまだたくさんあります。
ヨセミテ国立公園(2021年達成)
デスバレー国立公園(2021年達成)
ビッグベンド国立公園
セコイヤ国立公園
ヨシュアツリー国立公園
もうね、この辺は行ける時期が限られてくるんで。
夏とか暑すぎて絶対行けないし、冬は寒すぎて行きたくないし。
なので、春にこの周辺にいたら行きたいと思います。(ヘタレ)
結論・アメリカの国立公園はどれも素晴らしい

どの州が一番よかった?とよく聞かれるのですが、個人的に、キャニオニングや荒野の景色が絶景なユタ州が一番面白くて好きでした。
私たちが今までに訪れた国立公園は、どれを選んでも甲乙つけがたい面白さ。
アメリカ横断をするならぜひともこの記事を参考に国立公園巡りをしていただきたいと思います!
番外編
国立公園ではないけれど、死ぬ前に絶対に行きたい絶景はこちら。
アンテロープキャニオンです!
個人の土地なので事前予約が必要でお値段もちょっと高めですが、めちゃくちゃきれい。
行く価値しかない。機会があったら是非行ってみてください。

アメリカ国立公園ランキングトップ10まとめ
第1位 イエローストーン国立公園
第2位 ホワイトサンズ国立公園
第3位 化石の森国立公園
第4位 キャニオンランズ国立公園
第5位 エバーグレーズ国立公園
第6位 デナリ国立公園
第7位 メサベルデ国立公園
第8位 マンモスケーブ国立公園
第9位 キャピトルリーフ国立公園
第10位 バッドランズ国立公園
アメリカだけじゃなく、カナダにも足を延ばしているのでそのうちカナダのランキングも記事にしたいと思います!
バンライフしながらアメリカ横断を考えているならバンのレンタルがお勧め!
